ニューヨーク デヴィッド ボウイゆかりの場所を歩く The Magic Shop Studio
デヴィッド ボウイが最後まで住んでいたアパート、 285 Lafayette Street を後にして
ラファイエット通りを更に南下します。
アパートの1ブロック南にも、ボウイさんお気に入りのカフェがありました。
ボッテガ ファライ。
通りの反対側からだと、あまりよくわかりませんでしたがカフェバーみたいな感じでしょうか。
どこも徒歩圏内なので、気軽にお茶してたんでしょうね。
デヴィッド ボウイと気づいても挨拶程度、
それ以上立ち入らないのでニューヨークは快適、みたいなことをボウイさんが言っていたのをどこかで読みましたがわかるような気がします。
気づいたのは、張ってるパパラッチだけで、
普通に歩いているひとは気がつかなかったのでは?
“紛れる”のは上手そうです。
途中で、クロスビー通りに入りしばらく歩くと、
マジック ショップ スタジオ(close)。
最後の2枚のオリジナル アルバム、
『The Next Day』
『★』
は、こちらのスタジオでレコーディングされました。名門スタジオです。ここからたくさんの名盤が生まれました。
不思議なのですが、
〈もういない〉というよりは、
〈姿をくらましている〉
という、表現に近い感覚を得ました。
劇場でもアパートでも。
今もどこかに、
平行した世界にいるんだと思わせてしまう存在なのです。
クロスビー通り。
この通りをまた戻り、北上します。
ディーン&デルーカ1号店。
とても広いです。
自宅アパートから近いので、ボウイさんもよく買い物に来たとか。
ウォーホル役で出演した、映画『バスキア』の撮影でも使われたようです。
さて、ここのデリで夕飯の買い出しをして
また地下鉄に乗り、ホテルに帰りました。
思えば長い1日。
午前中は自由の女神。
どしゃ降りの雨をにらみつつ、『Station To Station』を聴きながら部屋でゴロゴロ。
晴れたのでSohoへ。
充実したいい1日でした。
(2017年6月)